狂犬病が日本にも？（症状についても記載）

世界で年間5万人以上が死亡するとされる狂犬病が
アジア圏で広まっています。
※狂犬病：ウイルス性の人獣共通感染症です



今年の７月に台湾で５２年ぶりに狂犬病の感染が発覚されました。
発覚されたのは、野生のイタチアナグマの死体からですが、
現時点ではイタチアナグマ143例、ジャコウネズミ1例と狂犬病の感染報告が上がっています。


この影響でペットショップの８割が開店休業状態になった台湾の「狂犬病パニック」は
日本でも起こるかもしれません。現時点では、シンガポールと日本だけが、
未発生となっており、中国やインドは世界的に見ても狂犬病による死者数が多い国です。
海外旅行などの際に感染すると言う事も十分ありえます。
狂犬病は犬だけではなく、哺乳類であれば感染する可能性があるので、
コウモリや猫、牛やネズミでも可能性はあります。

基本的に感染経路は、咬まれた所からウイルスが侵入して神経を伝って脳に行くことがほとんどです。
ですので、動物に咬まれてしまった場合は、病院に行って診断を受けましょう。



人が狂犬病にかかると、
微熱や不快感が起こり、その後頭痛や違和感、食欲不振などが発生するようです。
咬まれた場所のかゆみや熱を感じる事もあるそうです。


さらに症状が進むと、
汗や唾液などの分泌増加、麻痺や幻覚、精神錯乱などがおこります。
狂犬病にかかると犬の遠吠えのような症状がでるのは、この症状の時が多いです。

そして、全身が痙攣し昏睡状態になり、
呼吸困難や血圧低下をおこし、かなりの確率で死亡します。

※狂犬病にかかったら100％死ぬと思っている方が多いですが、
そんな事はなく、しかるべき処置を早めの段階にしておく事で、対処することが出来ます。


あと、犬が狂犬病にかかると、
よだれをだらだら垂らしながら凶暴になって襲ってくるようになります。
ただし、日本は狂犬病が発生していないので、
海外に比べれば問題はありません。
ただし、コウモリなどからの感染もあるようなので、そちらの注意は必要です。

タグ：狂犬病　症状 狂犬病　感染 狂犬病　台湾

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